「魔女の一撃」って、聞いたことありますか?
ドイツでは「ぎっくり腰」のことをそう呼ぶそうです。
実は先日、私もこの「魔女の一撃」をくらったのですが、30歳にして初めての経験でした…。
ということで今回は、私の「人生初ぎっくり腰の様子」についてお話しようと思います。
私がぎっくり腰になった瞬間
晩ご飯を済ませた私は、お風呂に入っていました。
いつもお風呂から上がるタイミングで軽く浴槽を洗ってから出るのですが、事件はその浴槽掃除中に起こりました。
狭い浴槽内で腰をかがめて底面をスポンジで掃除しようと腰を丸めたところ…
腰のあたりから「ピキーン」という小さな音が聞こえたような気がしました。
その時は感じたことのない感覚に「なんだろう?」と思っていたのですが…
みるみるうちに下半身の力が抜け、血の気が引き、腰に強い痛みが走りました。
あれ?…いたたたたっ…んん!?
浴槽の縁に掴まりながら辛うじて姿勢を保っている状態で、一人(素っ裸で)悟りました。
もしかしてこれ、ギックリ腰ってやつなんじゃ…。
激しい動作をしたわけでもない(なんならゆったりした些細な動作だった)のに、ぎっくり腰になるなんて…。
そんなことを考えながら、腰に衝撃を与えないようにそぉーっと浴室を後にしました。
ぎっくり腰の痛みで「VVR」を併発
浴室からでた後、やっとの思いで着替えを済ませ、できる範囲で動いてみました。
食器洗いや洗濯物などの家事をしてみたり、椅子に座ってみたり、ズボンや靴下を履いたり、ベッドで寝返りを打ってみたり…
いや〜…もう、何をしても痛いんですよこれが…!(º﹃º )
家事どころか、日常の些細な動作までままならないんです。
これには参ってしまいました…。
「この痛みはいつまで続くの?」
「今回治っても、くせになってまた再発したらどうしよう…」
弱気になってネガティブなことをぐるぐると考えていた、その時。
いつの間にやらぼんやりと視界が白くなっていき、血の気が引いていくのを感じました。
この感覚はVVR(血管迷走神経反射)だ…!
なんと、「ぎっくり腰の痛み」に過剰な心配(不安な感情)が加わって迷走神経反射を起こしてしまったのです^^;
ちなみに私は過去に何度かVVRを体験しているのですが、こんな状況下で発生しています。
- 歯医者さんで麻酔を打った後
- 血液検査で採血した後
- 予防接種を受けた後
「注射嫌だな」「病院苦手だな」「痛いの嫌だな」
…そんな風に不安になっているところに注射針のチクッとした痛みが加わると、私の場合ダメみたいです^^;
今回のVVRも、「痛み」と「不安などのストレス」で発生してしまったようですね…。
「病は気から」と言いますが、必要以上に不安になってもいいことはないですね…!
まさかぎっくり腰でVVRを起こすだなんて思ってもみなかったので、心配しすぎないよう、さすがに反省しました。笑
一週間で元気を取り戻せた!
人生で初めてのぎっくり腰だったので、対処法などをスマホで色々調べてみました。
するとどうやら安静にしすぎるのも良くないらしく(安静にした方がいいと思ってた…)、痛みが出すぎない範囲で動くといいことがわかりました。
ということで、具体的に私がしたことをまとめます。
- 軽い運動として「最低限の家事」をする
- 娯楽を多めに取り入れる
…以上です!笑
「全く動かないのは良くない」とはいっても無理は禁物なので、思い切って腰に負担がかかりそうな家事は一切しませんでした!(床掃除とか)
出来ないものは出来ない!割り切りも大事♪
また、読書やSwitchなどの娯楽を楽しむことで痛みを忘れ、時間の経過を早めました。笑
この作戦が功を奏した(笑)のか、最初の数日はあっという間に過ぎ…
2〜3日後には普通に歩き回れるレベルまで回復しました!
その後も日をまたぐほどに痛みは引き、一週間もすれば「ぎっくり腰の痛みってどんなんだったっけ…?」と忘れるほどまでになりました。笑
腰を痛めた当初はVVRを起こすほど今後のことを不安がっていたのに…過ぎてしまえば、人間こんなもんですよね。笑
しかしあのぎっくり腰以来、普通に歩けることや健康の有り難みをひしひしと感じるようになりました…!(T_T)
また再発しないよう、日頃から姿勢と運動不足には気をつけようと思います。
〜追記〜
ぎっくり腰予防や運動不足解消のためにステッパーを買ったけど、結局手放してしまったという話はこちらです。笑
おわりっ。